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このレッスンでは、サッカーボール (あるいはフットボールというべきでしょうか) の作り方を学びます。 Houdini の正多面体 (platonic solid) ツールはサッカーボールのトポロジを備えています。しかしそれはダンジョン&ドラゴンの金型のようで本来のスポーツ用品らしくはありません。球状で溝が正しくモデルされたボールを作成するために、いくつかのテクニックを使用します。

まず、正多面体 (platonic solid) を球状にするために細分化します。しかしパッチの形状が異なるため、結果のサーフェスは不均等で球状とは言えません。 そこで、プリミティブの球 (sphere) をレイ サーフェス (ray surface) オペレータと併用し、不均等なトポロジを投影して球状にします。

しかし、正多面体 (platonic solid) が細分化されてしまったので、元のパッチにはこのように多くの面ができてしまいました。ボールの溝を作成するためのポリゴンの突き出し (polyextrude) を実行するパッチを分離するために、元の形状のプリミティブ番号をプリミティブのアトリビュートとして、モデルにアサインします。モデルが細分化された後でも、これらのアトリビュートは元パッチを簡単に判別できるよう新しい面に保持されます。

「foreach sop」はその後、このアトリビュートを使用してパッチを分離し、各「foreach」ノード内にいくことで、パッチを「polyextrude」で押し出すことができます。この操作がすべてのパッチに適用され、サッカーボールの形状となります。パッチはその後結合され、もう一つの subdivision が完全な球形のボールを表現します。foreach sop内部のパラメータによって、望みの外観に微調整することが可能です。

 

これはHoudini中心的なモデリングの課題で、いくつかの異なるテクニックをどのように組み合わせて必要な形状を得るかという簡単な例です。このようにHoudini のモデリングには大きな関心が高まっていますので、将来にわたってこのような重要なトピックをブログにエントリーし続けて行きます。

追加事項

Houdini の正多面体ツールのサッカーボール形状は実は切頂ひし形30面体であり、本当のサッカーボールは切頂20面体、もしくは「Bucky Ball」 (こちらを参照してください[英語]) であるということをすぐに指摘されました。それゆえ、私の画像は熱心なフットボール ファンにはしっくりこないかもしれません。

 

実際のフットボール/サッカーボールを得るには、Houdiniにある正多面体の代わりに以下のbucky Ball形状に同じ手順を適用します。

Buckyball ジオメトリのダウンロード -2K

ありがたいことに、Houdini のノード ベース ワークフローにより、bucky ボール形状を既存のネットワークに挿入でき、モデリングの手順をやりなおすことなしに全体のシステムがそのまま動作します。なぜ Houdiniの手続き型アプローチがモデラー達に変化をもたらすことができるのかということを思い出せる一つです。

あなた自身で…

Jeff Wagner [Old School Blog (英語)] が、細分化された後の buckyball 形状を放射投影するために使用した球を別の形状にするということは、試してみる価値のあることだということを指摘してくれました。球体の替わりにボックスやアメリカンフットボールの形状でやってみても良いでしょう。

ここに2つの例があります。これらのケースではより細かい放射投影を得る前に、buckyball の分割量をさらに増加させました。重要なことは、既存のサッカーボールのネットワークの調整だけで変更することが出来たということと、そして毎回最初から作り直す必要がなかったということです。 - これが手続き型の長所です。